【新唐人日本2011年12月3日付ニュース】最近、中国安徽省でC型肝炎の発症者が急増。そのほとんどが児童です。簡易検査では56人に陽性反応が確認され、13人の感染が確認されました。28日には新たに8例が確認。隣接する河南省でも104人の陽性反応と6人の感染が確認されました。
安徽省渦陽県と隣接の河南省永城市で最近、C型肝炎の発症が大量に報告されています。症状を示した児童らはいずれも永城市内の診療所で点滴治療を受けたことがあるそうです。永城市衛生局は29日、問題の診療所で地元住民の身体検査を実施。衛生局の副局長はメディアに対し、28日現在、村民6000人のうち、104人の陽性反応と6人の感染が確認されたと発表。
一方、地元馬橋鎮政府の職員はこの発表を知らないと言います。
河南省永城市馬橋鎮政府職員:「知りません」
記者:「今 予防措置は取っていますか」
河南省永城市馬橋鎮政府 職員:「取っていません」
記者:「衛生局や市からの知らせは」
河南省永城市馬橋鎮政府職員:「ありません」
発症した子供を持つ地元住民によると、問題の診療所の呉氏医師は発熱、下痢を問わず点滴治療を推奨していたそうです。
河南省永城市馬橋鎮政府職員:「苗浅診療所は小児下痢治療専門と自称し、注射器などは消毒しないまま。何回も使うそうです」
我々は30日、河南省永城市衛生局に電話を掛けましたが、つながりませんでした。一方、市の職員はこの件についてはわからないと言いました。
河南省衛生庁は29日メディアに対し、今年に入って問題の診療所で点滴を受けた患者は151人。すでに41人の血液サンプルを採集し、検査結果を待っていると発表。
発症した子供を持つ親は “わずか数日間の治療費が2万元。一年間働いてためても足りない”と、 涙ながらに訴えました。
新唐人テレビがお伝えしました。